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口臭関連情報

体の病気などとの関係

魚臭症とイソ吉草酸血症について

魚臭症はトリメチルアミン尿症と言われています。体臭・口臭が魚臭になるのが特徴です。これは、常染色体(性に依存しない)の劣性遺伝が原因となる、唯一の遺伝する病的口臭です。一般的な口腔内揮発性硫黄化合物測定機では測定できません。この臭気の原因でガスであるトリメチルアミンは、腸管において微生物が食物中のコリンを分解した結果発生します。このガスは腸管で吸収を受け通常は、トリメチルアミンを処理する酵素(トリメチル酸化酵素)によって肝臓で処理されます。この酵素が遺伝的に欠落すると血液中のトリメチルアミン濃度が上昇して、魚臭い尿臭、体臭、口臭になります。

通常、口臭は遺伝しませんが、この魚臭症は例外として遺伝する口臭です。このトリメチルアミン酸化酵素の欠落は、遺伝子にトリメチル酸化酵素を作る部分が欠落しているために、生まれつき酵素をもっていないということです。遺伝タイプは劣性遺伝です。したがって、兄弟でも、発生する人としない人がいたりします。家族的に出現している事もあります。このあたりの疫学的情報も、間接的診断根拠になります。治療方法は、遺伝子疾患であるために根本的治療は難しくなり、発汗の衛生管理と身体の清潔保持にデオドラントをおこない、口臭に対しては対症療法的な、消臭処置によってほとんど気にならない程度にコントロールが可能です。

消臭システムは、ほんだ歯科の場合は、特殊な漢方系天然素材を用いた消臭物質を用います。(これは特許申請中のもので、ほんだ歯科独自のものです)消臭システムについては現在も研究段階にあります。また、食事療法が有効で、コリンを含む食物の摂取を制限します。食物のうちでコリンは卵黄、豆類、肉などに多く含有されます。治療では、さらに平行して生活指導と口臭抑制処置を行います。

イソ吉草酸血症については、それを疑う症例に遭遇した事はありません。出現頻度は非常にまれであると考えられます。未知な領域でもあり詳細は学術的にもわかっていません。
イソ吉草酸は、必須アミノ酸の分解過程において合成されるもので、通常は、代謝過程において分解されていきます。この場合も、分解酵素の欠落による遺伝的要因と考えられます。

イソ吉草酸は、靴下や足臭などの、蒸れた臭気の正体です。この場合の対応も、魚臭症の場合と同じような対応が必要となります。確定的診断は、一般開業医レベルでは難しいです。

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