日本人には珍しく、出産で肺梗塞になってしまったのです。

入院は、1.5ヶ月でしたが、当然肺につまった血液は、取りきれず、一生 薬を飲まないといけないと思います。

飲んでる薬は、血液を固まりにくくする、ワーファリンと小児用バファリンです。

抜歯をする時は、4日前から、薬を止めて、薬の効力が切れてからにするようにとは言われているのですが、歯垢を取る時や治療をするときは、どうしたらよいのでしょうか?というより、どうしていらっしゃるのでしょうか?

患者さんのなかには、動脈硬化や脳梗塞になられたかたも、いらっしゃるとお もうので私と同じ薬を、飲まれていると思うのですが・・・
歯垢を取り除く時って、歯茎から血とか出るじゃないですか・・・この薬を飲んでいたら血が止まりにくいので、なんか歯医者さんへ行くのも心配なのです。

んな患者は、やっぱり、もしもの事を考えて、総合病院の歯科へ行くべきなのでしょうか?

血栓を予防するために、ワーファリンをを服用されている患者さんは、歯科においては事前に、問診時に申告してください。
ワーファリンは血液を固まりにくくする作用があるために、出血を伴う治療には注意を要する必要があるからです。

一般歯科では、ワーファリン服用の患者さんの歯科的処置では、慎重に対応されます。
問題となるのは止血を必要とする、外科的処置です、

主治医に予定する歯科的処置内容を説明し、ワーファリンを処置日の数日前から、停止していただきます。
あるいは、主治医の判断により、全身管理下での止血処置が必要な場合は、設備のある上級医療機関での処置が必要になる事があります。また、ワーファリン服用停止中でも、止血処置は慎重に行なわれます。

通常、脳梗塞や、高血圧性脳出血などのコントロール中であったりするために、止血管理に十分な経験を持ち、血液検査が容易に行なわれ、止血困難な時は、入院も可能な上級医療機関に搬送されるケースが多いです。

観血的治療以外の歯科治療や、歯垢や歯石除去については、特に問題はありません。

ワーファリンを服用されておられる方は、虫歯などは、早期に治療を受け、また、歯周性疾患などは日ごろから、自主的管理と共に、専門的な管理を受けておく事が望ましいと思います。
出血を怖がって、予防管理を怠る事の方が、将来的に問題を残す事になるでしょう。
少なくとも、現状を把握しておく必要があります。

御質問の歯垢をとる時ですが、これは、歯周性疾患の進行度や、歯茎の状態により対応が異なります。
歯垢除去程度であれば問題はないと思います。
歯科治療においては、外科的処置以外は問題ないです。


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