2ヶ月ほど前に差し歯を1本いれ24万円かかりましたが、そのときは前もって言われていたので、一括で支払いました。 
それからも継続して他の虫歯の治療のため通院していますが、今日は、奥歯にブリッジをするのにまた24万円かかると言われ、次回の治療の日に一括で支払うか、ローンでやるかきめてくれと言われたそうです。
急に24万円を一括で払えないので、少し待ってもらえないか、ローンは嫌いなので(金利が13%)、来月の末ではだめかと聞いたところ、歯科医の答えは、料金の未払いのトラブルが多く、現物交換でやるか、クレジット会社のローンで払うしかうちはやってない、あなただけ特別扱いできない。 
他の歯科医でも同じですよ。と言われました。

前回にキチンと支払っているのに、まして近所に住んでいて公務員をしているのは保険証で確認していると思うのですが、厳しいですね。 結局、ローンですることにしましたが、どうなんでしょうか。

治療費の支払いについては、ここの医院で対応が異なると思います。
患者を信頼して、温情的に扱えば、そのままドロンされたりして、損害を被ることもありますし、患者さんも全ても人が良心的かと言うと、そうでもないこともあります。

そのような経験を持つ歯医者は、経営母体や経済基盤が零細な為に、特に治療費の支払いについて、厳格に対応するところもあります。

医療は扱う物が、心の問題や、信頼関係が間よする健康が売り物だけに、金銭的問題を処理する上において、非常に難しいことがあります。
結局は、一括支払いが難しい場合は、医院側と患者間で、金銭的トラブルを避ける為に第3者である、金融機関をとおした方が、すっきりして、医院と患者間で後日金銭的トラブルに巻きこまれる事が少なく、医院と患者の間での売掛や、分割払い契約は原則として行なわないのが一般的です。

ただ、この事例のように、自由診療は着手する前に、事前に患者さんの承諾が必要で、患者さんの経済的状態を無視したやり方は、ドクターサイドに配慮の欠けるもので、特に自由診療は、患者さんの経済的準備も必要ですので、着手する前に支払いのことについても打ち合わせしておくのが普通です。

自由診療の場合は、治療内容もさることながら、治療費の支払いについても十分なインフォームドコンセントを受けておく事が、後々トラブルを起こさず感情的にこじれない方策です。


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