口の中が熱いのはなぜ？

たいがい自分が口臭があるんじゃないかなと感じるポイントとしては口の中、舌が熱く感じるときです。
また、仕事のストレスからくる胃の痛みを感じるときも口臭が気になります。口の中、舌が熱く感じるのはなぜなのでしょうか？
やはりこれを感じるときは口臭がきつくなっている兆候のひとつと考えてよいのでしょうか？

この質問は、BBSより再編集して移植しました。

口臭や、舌を通しての健康を考察した医学体系として、インド医学が最も古く伝統のあるものです、その流れを受けて中国の東洋医学が集大成されました。
これらの東洋医学的アプローチは、現在自臭症治療ではとても良好な成績を上げています。

「口が熱い」という症状を、東洋医学では重要視します。もちろん口臭に密接に影響します。

舌が熱い状態でも、舌の色はどうでしょうか？赤っぽい場合と、青っぽい場合もその原因は異なってきます。
原因は多岐に及び、分析する必要があります。多くは、その結果としての自律神経系の抑制があります。肉体的･精神的ストレスも関与します。

共通しているのは、同時に口腔内の乾燥感（ネバネバする、カラカラする、喉がいがらっぽい）などがあります。

この当たりの診断については、実際に舌を観察してみるのと、生活状態や食生活状態及び全身の状態からの診断と口臭との関係を分析する必要があります。

理由は、血管系の代謝がわるくなる、炎症によるもの、うっ血、等により、舌の血管の血液循環の悪化などにより口の中の温度が上昇します。
舌全体が青い場合は、舌の裏側の静脈が怒張していたり、逆に、全体的に赤っぽい場合は、炎症性が考えられます。
いすれにしても、過剰の血液の存在により、口腔内の温度が上昇し、口腔粘膜の唾液の蒸散が起こり、口臭を引き起こします。
また、それらの反応を起こす原因が別に存在しています。

口の中の熱い感じは、口臭の前兆であると思ってください。

また、これらの、原因の１つに、舌苔を過剰に除去することにより、舌の粘膜が損傷を受け、歯磨き剤や洗口液の、刺激成分や、界面活性剤、保存剤に対して過敏反応が起こったり、慢性的な炎症による舌への血液の集中による場合もあり、過剰な舌苔の除去や、歯磨き剤の乱用、刺激性の強い洗口液の使用の乱用も避ける必要があります。