餓鬼草紙







上の絵は『餓鬼草紙』という絵巻物の一場面です。
道ばたで子どもが排便をしています。
大便がつかないように高下駄をはき、しかもはだかです。
右手には糞(くそ)べらを持って踏ん張っています。
糞べらを支えにして勢いよく大便を出せば
お尻につかなくてすみます。
仮についたとしても糞べらでこき落とすのです。
それにしても、昔は大便をする場合に
かなりのテクニックが要求されたようですねぇ???
 さて、子どもの右側にいるのが餓鬼です。
餓鬼(がき)が大便を食いあさろうと待ちかまえています。
餓鬼とは前世に悪いことをしたために餓鬼道に落とされ、
つねに飢えと渇きに悩まされている亡霊です。
おなかは大きいけれど、のどが細いのでたくさん食べれません。
だからいつも空腹に悩まされ、
糞尿や死体など何でも食べようとするのです。


もういちど、よーくご覧くださいませ




いつの時代にも子供は、たくましく
したたかに生きているのです。
私には、横に立っている餓鬼は、
子離れできないママに見えて
しかたがないのですが....

今日は、失礼を省みず言いたい放題の暴言を、お許しください。
患者さんの前では、偽善者ぶってますが
地下室に戻れば
たまには、切れてみたりもする
ふつーのおっさんに戻ったりするんです。

....合掌....




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