先日、歯が痛み治療の予約をしたのですが、予約した日には痛みがなくなりどこが悪かったのかわかりませんでした。
その次に、また痛んだときに歯医者に行き、診察してもらい虫歯ではないことがわかりましたがよく、歯を磨くときにブラッシングするように言われました。 どうも遺伝的に歯槽膿漏みたいだと言うことです。今歯の病気で騒がれている歯周病と、歯槽膿漏は別の病気なのでしょうか。(KIさん)




歯周病と歯槽膿漏は同じと考えてください。
我々は、「歯槽膿漏」とは、言いません。歯槽膿漏は、一般の人が使う俗語なんです。
歯槽膿漏=はぐきから膿がだらだら出ている病的な状態の事を言うのです。こういう事は、よくあります。
余談ですが

一般の人は「ちくのう」と言いますが、学術用語ではありません。「慢性副鼻炎」や
その他の言い方をします。それから「風邪」も同じです。「急性気道炎」とか「急性気管支炎」とか言いますね。症状をさして「かぜ症候群」と言う先生もおられます
...こういう医学的俗語はいっぱいあります。


最近コマーシャルでも「歯周病」と言う言葉を一日一回は、聞くようになりました。
歯周病は、お口の中にいつも住んでいる菌、歯周病菌が固まり(プラーク=歯ブラシで取れる,歯石=歯ブラシでは取れない)となって、その菌が出す毒素の作用により、歯を支える歯肉や歯槽骨が破壊され、やがては、歯を支える事ができなくなり、抜けていく老化現象です。私は、病気では、ないと考えています。多少遺伝的要因はあるかもしれませんが。

歯肉炎は、はぐきに限定したものと考えていいでしょう。
いずれも、痛くなく、ゆっくりと時間をかけて、進行します。慢性疾患は、おおむね、どうしようもない自覚症状が出る時は、末期です。

歯周病が進むと、歯槽骨の破壊産物や、バクテリアの死骸、血液成分の破壊産物が混じった、膿(うみ)となって、悪臭とともに膿となって出てくるため、歯槽膿漏とおどろおどろしく表現されたのだと思います。

最初に、歯石などが付着しだすと、歯肉の炎症や、歯の根っこの周りの膜(歯根膜)がダメージを受け、疲れて免疫力が低下した時などや、駄目になった歯茎に物が詰まったりすると、なんとも言えない痛みを感じたりします。

歯を磨いたり(原因である歯垢がとれる)、ぐっすり寝たりする(体力が回復して抵抗力がアップする)と治ったりします。
またはぐきからの出血や、口臭もするようになります。これは、膿や、バクテリアの出すガスの臭いです。
いずれにしても自覚症状は軽くわかりにくいです。
こんな事ぐらいでは、とても、敷居の高い歯医者の玄関をくぐろうと言う気は、起こりません。歯医者で、痛い目に合うよりはマシだと思います。(私も、専門的知識がなければそう考えるでしょう!)





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