子供の頃治療した歯【前右5番目下】が痛み、通りかかりの歯科に入り治療を受けたところ、「今日は蓋をとりはずすだけです」という説明のあと、充分な説明なく、歯を根元まで削り とられてしまいました。

「蓋をはずすだけでも隣の歯に振動を与え、痛みますから」という理由で麻酔を打たれていたため帰宅するまでその状況に気づかなかった次第です。 希望しない治療方法であり、医師に説明を求めたいところ ですが有識者の方のご意見を拝聴してからにしたいと考えました。

もしも、子供の時代に受けた歯が、神経の管の中からばい菌による感染を受け場合、神経管内は汚染され、さらに、根っこの先から骨にまで、細菌の感染が広がっているようなケースでは、神経管内および、骨の部分に、膿やガスがたまり、圧迫を受けて痛むことがあります。

その場合は、まず痛みと腫れを取り除く為に蓋をはずし、(あなたの表現を借りれば)痛みの原因である、ガスを排出させ膿を排膿させた後、汚染された神経管内の消毒を行ないます。

その際、当然ですが、歯の見えている部分の、虫歯に侵された部分も削りとっておきます。一見、正常そうに見えて、実は、殆どケースで虫歯菌などによって、破壊が進んでいます。そこには、細菌感染があるからです。素人には、あたかも、根元まで、健康なところまで削られた印象を与えますが、実は、虫歯菌などの感染を受けて、歯質が劣化している為です。
そのような、歯質を残したまま、土台をすると、再びボロボロになる可能性があります。
もし、歯科医のわかりやすい説明があれば、御理解頂けたと思うのですが。



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