私は28才の派遣社員ですが、高校の時から口臭に悩んできました。
口臭が気になるようになったきっかけは、高校の時に友達と話していたら、私の近くを通った男子に「この辺臭い。」と言われ、始めは気にしてなかったんですが、私が話していると、「臭い。」とたびたび言われ、それ以来口臭のとりこになってしまいました。

歯科医院に行き事情を話しましたが、口臭になる原因はないです。と言われ、内科にいったら胃が荒れている。と言われたので、胃が原因と分かり、薬を飲んでいましたが、口臭は全然無くなりません。

会社に入ってからも口臭の事でいやがらせをされました。例えば、私がいないと思ったらしく、「○○(私の名前)口臭いよね。」と話しているのを聞いてしまったことや、私と話すとき口に手をあてて話す人など、私ってそんなに臭いんだ。と思い、外に出るのも怖くなりました。
こんな状態なので仕事も続けられず、派遣社員として働いています。

最近は口を閉じてても、電車にのっている時に高校生に「臭い。」と顔を見られたり、私が電車のイスに座ると私をジロジロ見て、ガムを食べ始めたりするので、きっと私がいるだけで臭いんだ。と思ってしまい、かなりのダメージを受けています。

昔は、性格も明るい方だったのですが、最近は人に会うのも怖くなり、殻に閉じこもる性格になってしまいました。できるだけ人と接しないようにしたい、
と思うようになっている自分がいて、どうしてこんな事でこんなに悩むようになってしまったか、自分でもわかりません。

よろしかったらアドバイスを頂きたいのですが

>内科にいったら胃が荒れている。
よく、胃が悪いから口臭がすると考えられがちですが、胃が悪い場合は、多くは口腔内にも問題があります。
なぜなら、口の方が消化器系としては上位に位置しているからです。
最近の研究で、胃潰瘍も原因菌が判明しています。また、心内膜炎も口腔内細菌が原因である事がわかっています。
このように、まず口腔内に問題があるから、胃にも問題が起こるわけで、やがては成人病を誘発して行きます。
胃をいくら治したとしても、再発する可能性もありますし、口臭は根絶できないです。

>歯科医院に行き事情を話しましたが、口臭になる原因はないです。
一般歯科での口臭の取り組みは、金にならない事や、患者数が少ない事。内科的・全身的取り組みの習慣がないことなどから、口臭治療への取り組みはせいぜい、歯石を取ることぐらいで、殆どが対応できていません。
その意味では、他科での取り組みと差はありません。時に、他科同士が協力し合って治療する必要性もあります。そのような体制さへできていないのが現実です。
本来的には歯科の領域で、今後口腔内科的取り組みが必要であると思います。
これらは、今後の課題です。

>私ってそんなに臭いんだ。と思い、外に出るのも怖くなりました。
しばしば、他人のそのような指摘が、ある人の存在理由を否定されたように受け取られ、必要以上に口臭を恐れるあまりに、口臭恐怖症を引き起こし、口臭のみならず精神的ダメージを与えられる事があります。稀に、心身症に発展します。
このような場合は、口臭治療と並行して精神的ケアーも必要になることが多いです。

>これからどうすればいいのか?
とりあえず、最寄りの歯科大学・もしくは大学病院歯科に併設されている「口臭外来」でカウセリングを受けてみてください。
口臭外来設置機関の一覧は「Fresh Breath]内に載せています。